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タイポグラフィーとデザインの思考

今回は、(株)中垣信夫デザイン事務所代表の中垣信夫氏にお越しいただき

お話しを聴くことができた。

 

 

・・・・・

 

 

  • 学んだこと

 

今回の講義では文字の歴史について学ぶことができた。

 

私は今までこれほど詳しく文字の歴史について学んだことがなかったため、

とても面白く、新鮮に感じた。

 

中垣氏が用意してくれた資料には今まで見たことのない書体の文字が数々あり、

すごく興味深かった。

 

紹介して下っさた文字が誕生した背景のお話しも聞け、

 

「だからこの書体はこういう形をしているんだ」

と納得することができた。

 

また、中垣氏のお話から日本語の良さについて改めて認識した。

 

当たり前のことだが、身の回りは日本語が溢れているし、

自分も日本語を読んだり話したり書いたり…といったことを自然にこなしている。

 

そのせいか、“日本語の良さ”に関して強く意識したことはなかった。

 

しかし、

 

「日本語には、ひらがな・カタカナ・漢字が存在し、さらに縦にも横にも読める。

このような言語はとても珍しい」

 

と中垣氏がお話ししていたのを聴き、

 

「確かに!」

と感じ、自分も日本語の良さを改めて認識できるきっかけとなった。

 

 

  • 考えたこと

 

「その時代に住んでいた文化を文字は背負っている」

という中垣氏の言葉が深く印象に残っている。

 

普段何気なく使用している文字であるが、この言葉を聴き、

文字というものをもっと意識し、大切にしていかなければいけないな、

といった考えが生まれた。

 

そして文字についてさらに学んでみたいとも思うようになった。

 

また、中垣氏が、

 

「新しいテクノロジーができたら幸せになると思ったら間違い」

と言っていたのも印象的だった。

 

今日は様々なことが機械化し、便利な世の中になった。

 

だが、その便利さと引き換えに人が失っていった能力も多いということを

今回の講義で気づかされた。

 

中垣氏の作品を実際に見ても思ったが、機械やソフトを利用するのではなく、

自分の手で絵を描く、文字を書く。

 

それはとても素晴らしいことであると感じた。

 

これからは、機械ならではの良さと人間ならではの良さ、

この2つを考えていかなくては、と改めて意識した。